今回はscanfという関数を使ってみます。
この関数を使うことで、プログラムへの数値入力を
行うことが出来る様になります。
#include <stdio.h>
int main(void)
{
int a,b,c;
printf("aの値を入力してください。a:");
scanf("%d",&a);
printf("bの値を入力してください。b:");
scanf("%d",&b);
c=a+b;
printf("a+b=%d\n",c);
return 0;
}
前回のaとbの和を計算するプログラムを発展させて
任意のa,bに対して和を計算するものに書き換えてみました。
これを実行すると
aの値を入力してください。a: 5(好きな数を入力してエンターを押す)
bの値を入力してください。b: 7(同様に。ここでは整数のみ有効です)
a+b= 12
では、このscanf関数について詳しく見ていきましょう。
→
scanfを使ってみる の続きを読む
今回はプログラムの要となる変数について説明します。
#include <stdio.h>
int main(void)
{
int a,b,c;
a=1;
b=2;
c=(a+b);
printf("Answer is %d \n",c);
return 0;
}
これが変数を利用したサンプルプログラムです。
コンパイルして実行すると画面に”Answer is 3”が表示されます。
なぜそのような事になるのかを見ていきましょう。
→
変数を使ってみる の続きを読む
入門第二回目ということで、
今日は"Hello,World!"プログラムについて説明します。
"Hello,World!"プログラムというのはただの俗称で、
実体は画面に文字を打ち出すプログラムのことです。
プログラミングの練習ではこの"Hello,World!"という
文章が例として頻繁に使われています。
"C言語はじまり"とか"テスト"とか日本語を含めた文字
でも大丈夫ですが、ここでは慣例に従います。
で、下がその"Hello,World!"プログラムです。
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("Hello, World!\n");
return 0;
}
文字列を画面に出すだけで6行程のプログラムを書く必要があります。
面倒臭いように思いますが、うち5行は定型文みたいなものですから、
実質1行が役割を果たしています。
これを動かしてみると下の様になります。

ちゃんと黒い画面(コンソール)にHello,World!と出力されていますね。
それではこのプログラムの各文字がどのように機能しているかを
具体的に説明していこうと思います。
→
Hello World!を読み解く の続きを読む
C言語を使えるようになりたい方のための
入門講座を始めてみようと思います。
プログラミングに少しでも興味のある方は
是非これを機会に学習してみて下さい。
更新は、週一間隔程度で少しずつ書いていきます。
リアルタイムで学習してくだされば、
じっくり習得することが出来ると思います。
説明に関しては初心者でも分かりやすいように
専門用語等を減らし、適宜噛み砕いて説明していくつもりです。
その代わり、厳密性については保障しません。
自分で理解して好きなプログラムが書けることを目標としていますので、
細かい様式などについても合理性を重視してアバウトに行きます。
探せばいくらでも分かりやすい本やサイトが存在する時代ですから、
この講座の唯一の売りはリアルタイムに学習できることです。
質問・リクエスト等があれば遠慮なくお願いします。
始めに、ということでC言語について紹介します。
C言語というのはプログラムの記述方式の一つです。
日本語、英語など言葉にいろいろな種類があるのと同様に
プログラムにもいろいろな種類があります。
その中でも最もポピュラーなものがC言語です。
この言語から派生して出来た言語も多いですし、
使える範囲も広いです。
なお”C++(シープラス)”、”C#(シーシャープ)”
という言語が存在しますが、別物と考えておいてください。
(C++にはC言語と強い互換性がありますが、ややこしいので。)
習得のための難易度は並といった所でしょうか。
入門レベルのプログラムの動作をさせるのに
長い記述をする必要がありませんし、
わかりやすいプログラム構造をもっています。
難点はというと、エラーが分かりにくいことと
中盤でポインタという山場が待ち受けていることでしょうか。
次回から具体的なC言語プログラムの説明していきます。
最初はこれ↓について学習します。
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("Hello, World!");
return 0;
}
Cプログラムを作ったり動かしたりするための
ソフトについては下の記事を参考に行って見てください。
既に環境が整っていればそのままでいいです。
Cプログラム環境導入