2008/04/13 バッカーノ!―The Rolling Bootlegs : ライトノベル関連
![]() | バッカーノ!―The Rolling Bootlegs (電撃文庫) (2003/02) 成田 良悟 商品詳細を見る |
◇内容
映画や小説に出て来るイタリア人。
彼らのように陽気に笑う事が、子供のころからの夢だった。
それが今こうして叶っている。
ニューヨーク・マンハッタンで起きる1つの”バカ騒ぎ”。
悪魔によってもたらされた「不死の酒」を中心として
運命の螺旋に人は取り込まれていく…。
◇特徴
登場人物多数。
テンポよく物語が進んでいく。
時代・背景の雰囲気がよく出ている。
第9回電撃ゲーム小説大賞 金賞受賞
◇レビュー ★★★★★(5/5)
気持ちよくストーリーが展開していってとても面白かったです。
登場人物がいっぱい出てくるので名前を覚えるのが大変なのですが、
それぞれのキャラが非常にユニークで存在感があるので、
名前が思い出せなくても読み返すことの無く読めてしまいます。
それぞれの人物の行動の絡み合いが、
ラストに向けて収束していく様子はとても心が躍ります。
まさに”バカ騒ぎ(バッカーノ!)”というのがぴったりの作品でした。
アップテンポのものが読みたい方、
群像ものが好きな方、にはオススメです。
◇補足
サブタイトルに注意です。
「The Rolling Bootlegs」が第一巻です。
分からなければ背表紙の上を見てください。
「な-9-1」のように終わりの数字が巻数になっています。
なお電撃文庫では同作者であればシリーズに関係なく
ナンバリングされていくので注意です。
◇関連
バッカーノ!1931 鈍行編/急行編
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