2008/07/14 画面を付箋化して使う : コンピューター関連
Rapture
ウインドウを複数表示している時に便利なソフトです。
複数の画面を同時に使用していると、ウインドウが重なりあってしまいます。
見ていたい画面が作業に使う画面に隠れてしまうこともしばしば。
そのたびにウインドウを切り替えていたり、
それぞれのサイズを調整してうまく配置するのはとても面倒です。
このソフトはその手間を解消してくれます。
-- ◇ 画面を付箋化して使う の続き --
Rapture
このソフトの特徴は、
好きな部分を取り出して、その部分を最前面に固定表示してくれることです。
画面を付箋化して貼り付けておいてくれる訳ですね。
課題や文献を表示したままエディターが使えたりするので、とても効率的です。
透明化、拡大縮小も思いのままに操作可能。
また、付箋化したものをそのまま画像として保存できるので、
キャプチャーソフトとしても非常に優秀です。
では使い方を説明します。
まずは上記サイトからダウンロードして解凍してください。
rapture.exe
というのがソフトの本体です。
これをクリックするとソフトが起動し、切り抜く箇所を選択できるようになります。
切り抜きが終わるとその部分のウインドウが前画面に表示されます。
基本の使い方はこれだけなのですが、
これを使う度にフォルダーを漁るのは賢明でないです。
そこで、いつでもこのソフトを起動できるようちょっとした工夫をします。
(ランチャーを使用している場合はそれに登録するのが一番です)
画面下のタスクバー(『スタート』の隣あたり)を右クリックします。
ツールバー>クイック起動 にチェックをいれます。
するとタスクバーに小さなアイコンが表示されます。
この部分にさっき解凍したソフト「rapture.exe」のアイコンを持ってきます。
ちゃんとできれば、raptureのおにぎりマークが追加されるはずです。
使いたい時にはこれを押しましょう。
先ほど書いたように、起動すると切り抜き指定の状態になります。
十字型のカーソルが変化するので、範囲をドラッグで囲みます。
一瞬のうちに付箋のような画面が登場、前面に張り付きます。
細かい操作として、
◇タイトル部分をつかむ事で、自由な位置に移動
◇淵をつかむ事で、サイズ変更
◇画面内をつかむ事で、移動(主にサイズ変更時のみ使用)
◇マウスホイールを回すことで透明化の変更
◇Ctrlとホイールで拡大縮小
◇Ctrl押しながら画面内で、メモ手書き
◇CtrlとShift押しながら画面内で罫線追加
◇画面内ダブルクリックで一時消滅
◇画面内を右クリックでメニュー表示
メニューを利用することで、
切り取った内容の保存や文字入れまでできます。
細かい所まで洗練されたソフトだと思います。
作業がぐんと便利になるので是非使ってみてください。